世界メンタサイズ計画

世界メンタサイズ計画とはMA1LLとさぶがmixi時代から行ってきたスペクトラム的ダベりの中で一分一秒毎にメンタサイズスペクタルな面多彩図にしていくプログラムである。

グッド不足生活

おはようございます。さぶです。

 

MA1LLなにやら忙しそうだけど、なんか私、暇じゃない?って言ったら「ミドルやることが一個一個早いんじゃね?」と言われて「たしかに」って思いました。

 

長所「早さ」 短所「雑さ」

 

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MA1LLの記事

http://mentacise.hatenadiary.jp/entry/2018/02/27/173316

 

当たり前について書いてくれました。

 

これはほんとそうだなあと思い当たるところがたくさんありすぎて文章に起こすのが難しいですが、レッツ。

 

 

私は食器をお湯で洗っている時、とんでもなく幸せに感じます。

 

当たり前すぎて、そんな事を幸せに感じるなんて馬鹿なんじゃないかと思われるかもしれないが、

 

まあ聞いてほしい。

 

20代の時に一人で住んでいた古い家には台所からお湯が出なかったので、寒〜い部屋で冷た〜い水で食器を洗っていて手がキンキンに冷えて頭まで痛くなった。ヒィィィーとゆう雄叫びが隣近所に響き渡る冬だった。油物はお湯をヤカンで沸かして洗っていた。

 

それが楽しくて仕方なかった。

 

 

ある時、家の電気が消えた。

 

当たり前のようにブレーカーをあげようと、暗闇の中、懐中電灯でブレーカーを探した。

 

な…ない!!

 

ブレーカーがない!!

 

やっと見つけたのは陶器で出来た四角いものが線で繋がれたもの。当時古道具屋さんで働いていたので、それの名前が「碍子」とゆうことだけはわかった。が、なにこれ。

 

パカっと開けてみると中の線が切れている。

 

どうしたらいいのかまったくわからない。

とりあえず東京電力にTel。

 

「ヒューズが切れてますね。」

…ヒューズ!

 

東京電力の方に直してもらったわけですが、予備のヒューズをたくさん頂いた。

東京電力の方やさしい。

ヒューズが切れるたびに頭に懐中電灯をさしてヒューズを取り付ける作業をした。

 

ブレーカー、当たり前じゃない。

ちょーありがたい。

 

給湯器、当たり前じゃない。

ちょーありがたい。

 

 

 

昔の人がありがたみをたくさん感じていたり、

「もったいない」っていうのはきっとそうゆう事なんだろう。

 

おばあちゃんが私に「今の人は幸せね」と言っている。

 

たしかに幸せかもしれないけど、

その幸せを自分らは感じていないような気はするよね

 

と思いながら

 

その幸せに興味があって、古い家に住んでみたり 電化製品を最小限にしてみたり 自分でとにかくなんでも作るってことがずっとしてみたかった。味噌とか石鹸とか化粧品とかとにかくなんでもかんでも作ることを試してみた。

 

今や全く作ってないが…物を買う時に自分で作る手間を考えるとマジでありがたい。

 

 

 

便利で当たり前になった時代に生まれて、不足を求めるなんて皮肉な話ではあるけど、不足を味方につけたらこんなに楽しい生活はない。

毎日頭を使って考えなければいけないことがたくさんある。

 

 

買う前に、作ろうとしてみると、意外となんでも作れるものだ。

 

数年前にMA1LLにつくり方を教えてもらってから作り貯めているラグ。

 

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買うという選択肢しかないと思っていたものが自分で作れたらとても楽しいし、作ったからこそわかるその大変さとありがたさが、買う時にその物の本当の価値を味わうことができると思っている。

 

愛である。

 

 

さぶ